講座「『法華経』『法華文句』講義」第53回講座報告

講座「『法華経』『法華文句』講義」第53回講座報告
2022年10月24日 commons

本年度前期の第一回・通算53回目となる菅野博史先生の「『法華経』『法華文句』講義」は、10月24日(月)に開催されました。【経文】は「諸仏は滅度し已って 舎利を供養する者は~」から、「譬喩亦た言辞を以て 随応して方便もて説きたまう」までです。【テキスト】は、544頁5行目「地師解して云わく、童子は是れ童真地にして~」から、549頁の8行目「字を南無と曰うべしと記す」までです。
経文は前回と重なりますが、『文句』テキストでは「小善成仏」についての解説を詳しく展開していきます。「乃至童子の戯れに 沙を聚めて仏塔を為らば 是の如き諸人等は 皆すでに仏道を成じたり」の経文解釈では、『文句』は「人・天の小善は、[人・天の]果報に留まるべきである。どうしてみな「已成 仏道」というのか?」という問を出して、「 答える。これは[正因仏性・了因仏性・縁因仏性の]三仏性の意義を明らかにすべきである」と述べて、仏性論を詳しく論じていきます。講義では、「喜称南無仏」の解釈まで進んで、終了いたしました。
次回は11月28日となります。レジュメが「経文・科文・『文句』現代語訳・語句解説」と実に良くできていて、内容が豊富ですので、ぜひ復習をして次の講義に臨んでください。宜しくお願いいたします。 (担当スタッフ)