法華コモンズ

お知らせ
新コロナ禍対策として、3月より法華コモンズ講座を「延期」また「講義配信」と「オンライン講義」で開講しています。ご了解のほどよろしくお願い申し上げます。

【new!】12月12日(土)午後4時半からの株橋先生講義「慶林坊日隆の『観心本尊抄』解釈について」が、対面講義からオンライン(実況)に変更されました! (受講者には、事前に「入室URL」とレジュメ資料を送付します。対面講義は中止ですので、会場には行かないようご注意ください

 

【new!】『これからの天皇制』発刊記念シンポジウム講座は、オンライン(実況)で12月6日(日)午後4時から開催です。パネラーは講演した菅孝行先生・島薗進先生・大澤真幸先生・片山杜秀先生に、書評パネラーとしてコモンズ教学委員の上杉清文先生が加わり、司会を大谷栄一先生が務めます。こちらをクリックしていただくと申込ページ(https://hokkecommons001.peatix.com/)が開きます(Peatixにジャンプします)。  受講料は千円です。ぜひお申込みください。

 

★『後期講座パンフレット』が出来ました! ⇒https://onl.tw/zbbedDw

★『法華コモンズ通信』第5号が発刊です! ⇒https://onl.tw/qXaWeUh

 

   【今後の講座予定】

後期講座では「対面講義」と「同期型オンライン講義」の2形式での講座開催をいたします。講座の内容については、下記の「法華コモンズの講座一覧」をご参照ください。

なお、対面講義でもオンライン講義でも、当日に欠席となった受講者には、講義の終了後に「講義の動画配信」を行いますので、会場に来れない方や日程が合わない方も、動画により受講することができます

 

  • 12月5日(土)午後4時半~6時半【オンライン実況】末木文美士先生

  「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに」第2講義 

 

  • 12月6日(日)午後4時~午後6時半【オンライン実況】

  「『これからの天皇制』発刊記念シンポジウム講座」

   パネラー:菅孝行先生、島薗進先生、大澤真幸先生、片山杜秀先生

    書評パネラー:上杉清文先生  司会:大谷栄一先生

 

  • 12月12日(土)午後4時半~6時半【オンライン実況】株橋祐史先生

  「法華仏教講座」第3回《慶林坊日隆の『観心本尊抄』解釈について》

 

  • 12月21日(月)午後6時半~8時半【対面講義】   菅野博史先生  

  「『法華経』『法華文句』講義」 会場:祖師堂3階会議室        

 

  • 12月22日(火)午後6時半~8時半【オンライン実況】菊地大樹先生

  「日蓮と蒙古襲来の時代」第2講《変革と内乱の時代》

  

※【対面講義】会場は、祖師堂地階ホールから「3階会議室」に変更しましたのでご注意下さい。
※菅野先生の講座は「対面講義」となりましたが、長時間講義での感染予防のため福神研主催「摩訶止観講義」は当分休講します。

 

【講義動画を体験してください】

⇒菊地先生のご厚意により、無償の動画講座となりました。詳細はここをクリック!([講義のようす]へ)
◎「日本宗教史の名著を読む」第6講「大塚紀弘「中世「禅律」仏教と「禅教律」十宗観」を読む」 講師:菊地大樹 先生

【new!】菊地先生の『日本人と山の宗教』が、「JBpress」のHPの「動画で新刊紹介」で取り上げられました。題名は「登山愛好者が知るべき「山の宗教、その千年の歴史」です。菊地先生が40分間近くインタビューに答えて本書を解説されています。ぜひご覧ください。⇒https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62060

 

庵谷行亨先生の講義が書籍になりました。Amazonにて電子書籍が購入可能です。ぜひご購読ください。左の画像からAmazonにリンクしています。

法華コモンズの講座一覧

各講座とも当日受講(途中受講)が可能です。

2020年度(後期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

※下記日程は、開講決定時のものです。新型コロナウィルス等による日程変更については、上部の緊急連絡にてご確認ください。

連続講座「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに 」 末木文美士

講座 詳細

「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール(予定)

開催日:第1回 2020年10月24日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第2回 12月5日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第3回 2021年1月9日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第4回 2月6日(土) 午後4時30分~午後6時30分

受講料: 10,000円(全4回) ※当日1回の受講は3,000円です。

《講師よりのコメント》

凝然『八宗綱要』(1268)は、著者29歳の若書きであるが、750年経った今日でも、仏教教学の全般を見渡すには、本書に優るものはない。とは言え、形式的に主要概念を羅列しただけのところも多く、いわば暗記用の受験参考書のような味気ないところがある。それ故、手掛かりとしては便利であるが、それ以上の内実を求めるのは難しい。そこで、本講義では、講読という形ではなく、本書を手掛かりとしつつも、それに捉われずに、諸宗の教学を今日どのように受け止め、考えたらよいのか、応用的に問題を広げ、手探りして検討していきたい。来期以後も続く継続講義としたいが、どの程度のペースで進むかは、最初のほうの様子を見ながら考えたい。下記テキストを用いるので、聴講者には毎回多少予習しておくことを求める。初回はガイダンス。
★教科書:鎌田茂雄全訳注『八宗綱要』(講談社学術文庫)

《講師略歴》

末木文美士(すえき ふみひこ):1949 年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、未来哲学研究所所長。専攻は仏教学、日本思想。著書に『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』(新潮文庫)、『仏教 言葉の思想史』(岩波書店)、『日蓮入門 現世を撃つ思想』(ちくま新書)、『思想としての仏教入門』(トランスビュー)、『『碧巌録』を読む』(岩波現代文庫)、『草木成仏の思想』(サンガ)、『冥顕の哲学1、2』(ぷねうま舎)、『日本思想史』岩波新書、他多数。

シリーズ講座「法華仏教講座」 全6回

講座 詳細

「法華仏教講座」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 後期6回 ※減速毎月1回土曜日 午後4時30分~6時30分 ※対面講義が不可の場合は、オンラインまたは動画配信講義に切替えて開催する予定です

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義の際には各回とも講義終了後に講師を囲んでの懇親会(会費有り)を予定していますが、コロナ禍の状況により中止となりますので、ご承知のほどお願いいたします。

《講師よりのコメント》

各回の講座概要は、こちらのパンフレットPDF★法華コモンズ受講用パンフ2020年度 後期(決定版)P.5~8にてご確認ください。

 

《講師略歴》

第1回

花野充道(はなの じゅうどう):1950 年京都府生まれ。早稲田大学大学院文学部東洋哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。法華仏教研究会主宰。『法華仏教研究』編集長。法華コモンズ仏教学林教学委員。

第2回

高森大乗(たかもり だいじょう):1966 年、東京都生まれ。國學院大学卒、立正大学卒、同大学院博士後期課程満期退学。立正大学講師・准教授を経て、現在は、日蓮宗要伝寺住職、日蓮宗専任布教師、日蓮宗勧学院嗣学、東京都台東区教育委員会委員。専攻は日蓮教学、日蓮聖人の布教活動と布教法に関する研究。主著(単編)に『昭和定本日蓮聖人遺文諸本対照総覧』(山喜房仏書林)、共編著に『日蓮と日蓮宗』(学習研究社)、『法華経の基礎知識』(大法輪閣)、『法華経の事典』(東京堂出版)、『全解説日蓮聖人御遺文』(佼成出版)他。

第3回

株橋祐史(かぶはし ゆうし):1956 年生まれ。関西大学文学部哲学科卒業後、法華宗興隆学林研究科を経て、1985 年より興隆学林専門学校にて教鞭を取る。おもに伝統教学の研究・啓発と『法華宗全書』など先師の
著述の整理・刊行に携わる。現在、興隆学林専門学校学監、法華宗教学研究所長。論文に「日承聖人著『広経抄』について−書誌をめぐる問題点−」、共著書に『法華宗の教えを語る』などがある。

第4回

村上東俊(むらかみ とうしゅん):1971 年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科仏教学専攻後期博士課程単位取得退学。法華宗(陣門流)学林教授、立正大学法華経文化研究所特別所員、法華仏教研究編集委員、日本印度学仏教学会評議員、東京・立正院住職、ネパール・リッショウインシャンティビハール住職。主な論考に「燃灯仏に見られる焔肩と『六度集経』について」、「ティラウラコットにおける近年の考古学調査について」、『現代ネパールを知るための60 章』(共著・明石書店)など。

第5回

小松正学(こまつ しょうがく):1967 年富山県生まれ。現在、顕本法華宗・教務部長、顕本法華宗妙塔学林・教授、千葉県酒々井町・経胤寺住職。『心の宝』平成25 年春号~平成30 年春号に「ゆかりの地をたずね
て」を連載。また「本迹勝劣之事(解説)」、「絵伝物語―会津生れの日什さま」など。

 

第6回

 

西岡芳文(にしおか よしふみ):1957 年東京に生まれ、慶應義塾大学・大学院で日本中世史を専攻し、1987年神奈川県立金沢文庫学芸員となり、学芸課長をへて2018年退職。上智大学特任教授に就任(学芸員
課程担当)。金沢文庫において担当した展示(図録)は『龍華寺〜武州金沢の秘められた古刹』(2000)、『蒙古襲来と鎌倉仏教』(2001)、『寺社縁起と神仏霊験譚』(2003)、『よみがえる鎌倉の学問〜称名寺聖教重文指定記念』(2006)、『陰陽道×密教』(2007)、『称名寺の庭園と伽藍』(2009)、『もうひとつの鎌倉文化』(2011)、『横浜の元祖 宝生寺』(2017)など。主要論文は「日本中世の〈情報〉と〈知識〉」(『歴史学研究』716 号、1998)、「六壬式占と軒廊御卜」(今谷明編『王権と神祇』思文閣出版、2002)、「阿佐布門徒の輪郭」(『年報三田中世史研究』10号、2003)、「富士山をめぐる中世の信仰」(『興風』22 号、2010)、「初期真宗門流の展開」(『佛光寺の歴史と文化』法蔵館、2011)、「円覚寺の創建と密教の祈祷」(『アジア遊学・古代中世日本の内なる「禅」』勉誠出版、2011)など。





(2020年度 後期6回)

第1回

日蓮聖人と伝教大師の『依憑天台集』-花野充道先生

10月31日

第2回

日蓮遺文の賢王と愚王-高森大乗先生

11月24日

第3回

慶林坊日隆の『観心本尊抄』解釈について-株橋祐史先生

12月12日

第4回

釈尊の聖地から仏教の足跡を辿る-ルンビニとティラウラコットの最新調査-―村上東俊先生

2021年1月23日

第5回

玄妙阿闍梨日什の伝記とその教風-ゆかりの地を訪ねて分かったこと--小松正学先生

2月13日

第6回

中世の日蓮教団と富士信仰―西岡芳文先生

3月27日

講座「歴史から考える日本仏教⑥  日蓮と蒙古襲来の時代」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教⑥  日蓮と蒙古襲来の時代」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

※対面講義が不可の場合は、オンライン講義に切替えて同じ日時にて開催する予定です。

開催日: 2020年度 後期3回 ※ 午後6時30分~8時30分

第1講 10 月20 日(火) 13 世紀の日本列島
第2講 11 月17 日(火) 蒙古襲来と日蓮
第3講 12 月22 日(火) 変革と内乱の時代

受講料: 1期分8,000円(全3回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

この講座は、歴史学の立場から日本仏教のさまざまな側面を継続的に考えてゆくことを目指します。これは言い換えれば、教理文献に残された思想を、それが著された時代の文脈の中で立体的にとらえなおす営みに他なりません。しかもひとつの時代は系譜となって、前後に長く連なってもいます。そこで日蓮の生きた鎌倉時代をつねにどこかで射程に入れつつも、ときには原始古代にまでさかのぼり、また私たちの生きる近現代にも立ち戻って進んでいきたいと思います。
2020 年度後期は、13 世紀後半の蒙古襲来を中心に取り上げたいと思います。元寇とも言われたこの事件が、中世社会を揺るがしたことはよく知られています。日本では戦時体制のなかで、政治のみならず経済・交通・流通など社会構造も大きく変動していきました。やがて鎌倉幕府の崩壊、建武の新政、南北朝内乱とダイナミックな展開が続いていきます。もちろん日本列島のみならず、モンゴル帝国のユーラシア大陸支配に連動して、東アジア世界全体が大きく再編されていきました。ちょうどこの時期、東国では日蓮が宗教活動を展開しています。彼の教学が蒙古襲来を抜きに理解できないことは、言うまでもありません。しかし、その本質を深く理解するためには一回射程を広く取って、13 世紀の日本や東アジアの一般的情勢をしっかり理解しておく必要があります。そこから、史実と伝説の入り乱れた「日蓮と蒙古襲来」の実態を一度整理し、あらためて伝説の意味についても考えてみたいと思います。

《講師略歴》

菊地大樹(きくち ひろき):1968 年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。著書に『鎌倉仏教への道』(講談社、2011 年)、『日本人と山の宗教』(講談社、2020年)他。論文に「日蓮『念仏者追放宣状事』と鎌倉時代の専修念仏」(『興風』30、2018 年)、「再考:持経者から日蓮へ」(『花野充道博士古稀記念論集』山喜房仏書林、2020 年)他。

講座「『法華経』『法華文句』講義」 菅野博史

講座 詳細

「『法華経』『法華文句』講義」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 後期6回 ※原則第4 月曜日(11 月、12 月、3月は別) 午後6 時30 分~8 時30 分

※対面講義が不可の場合は、オンラインまたは動画配信講義に切替えて開催する予定です。

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

今年度の後期も、『法華経』、『法華文句』(巻第三上)の講義を継続します。『法華文句』は『法華経』の随文釈義の注釈書ですので、「注釈書読みの経典知らず」にならないためには、『法華文句』を読むときには、常に『法華経』の本文を読まなければなりません。現在、『法華文句』の本文を地道に読む機会はほとんどないと思われますので、この講義では、『法華文句』の本文をすべて読んでいます。もちろん同時に『法華経』も読んでいきます。受講生のご希望がある限り、地道に続けていきたいと思っています。なお、福神研究所主催の『摩訶止観』の講義はすでに六年目に入り、巻第五下(十乗観法の破法遍の部分)が終わろうとしているところです。この講義と同日、同所で開催しています(時間は15 時~17 時半)。
★教科書 『法華文句』Ⅰ~Ⅳ(第三文明社、各冊2,530 円)→割引価格各冊2,000 円
★『法華経』はプリントを配布します。

《講師略歴》

菅野博史(かんの ひろし)。1952 年福島県生まれ。1976 年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。1994 年文学博士(東京大学)。現在創価大学文学
部教授、(公財)東洋哲学研究所副所長。専門は、仏教学、中国仏教思想史。著書に『一念三千とは何か―摩訶止観正修止観章―』(第三文明社)、『法華経入門』(岩波書店)、『中国法華思想の研究』(春秋社)、『南北朝・隋代の中国仏教思想研究』『法華経―永遠の菩薩道―』(大蔵出版)、他。訳書に『法華文句・ⅠⅡⅢⅣ』(第三文明社)、『現代語訳 法華玄義』(上)(下)(東洋哲学研究所)。

(2020年度 後期6回)

第1回

10月26日

第2回

11月30日

第3回

12月21日

第4回

2021年1月25日

第5回

2月22日

第6回

3月29日

2020年度(前期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

※下記日程は、開講決定時のものです。新型コロナウィルス等による日程変更については、上部の緊急連絡にてご確認ください。

一日集中講座「日蓮主義をあらためて問い直す」 大谷栄一 【延期】

講座 詳細

「日蓮主義をあらためて問い直す」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール(予定)

開催日: 2020年6月20日(土) 午後12時30分~午後5時30分終了予定

受講料: 5,000円

《講師よりのコメント》

昨年(2019年)8月に刊行した拙著『日蓮主義とはなんだったのか──近代日本の思想水脈』をベースに、近代史において日蓮主義がはたした宗教的・社会的・政治的役割について、あらためて問い直してみたい。田中智学と本多日生によって20世紀初めに創唱された日蓮主義という近代仏教思想がなぜ、高山樗牛、石原莞爾、宮沢賢治、妹尾義郎、井上日召らに影響を与え、20世紀前半の日本社会や東アジアで広く受容されたのか。

本講義では、日蓮主義の影響関係をたどり直すとともに、日蓮主義とナショナリズム、社会主義、アジア主義、超国家主義との交渉と接合、日蓮主義と日本主義との葛藤など、日蓮主義と近代思想との関係を再検討することで、日蓮主義の可能性と限界を明らかにすることをめざす。あわせて、後期近代における日蓮仏教(法華仏教)の課題についても問題提起してみたい。

《講師略歴》

大谷栄一(おおたに えいいち):1968年、東京都生まれ。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、佛教大学社会学部教授。専門は宗教社会学、近代仏教。主な著書に『近代日本の日蓮主義運動』(法藏館)、日本宗教学会賞・中村元賞)、『近代仏教という視座』(ぺりかん社)、『ともに生きる仏教』(編著、ちくま新書)、『日蓮主義とはなんだったのか』(講談社)他。

【進 行】 12:30 開場           15:30 講義再開

      13:30 講義開始                    17:00 質疑応答      

      15:15 休憩(15分間)              17:30 終了予定

 

【受講準備】可能な範囲で、『日蓮主義とは何だったのか』(講談社)を事前にお読みください

 ※本書は、コモンズ開講日の受付にても頒布をしています

講座「現代の法華菩薩道とは何か」 全5回  【延期】

講座 詳細

「現代の法華菩薩道とは何か」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 前期5回 ※毎月1回土曜日 午後4時00分~6時00分

受講料: 1期分10,000円(半年間5回)※1回のみ聴講:3,000円

各回とも、講義終了後に講師を囲んでの懇親会があります(会費有り)

《講師よりのコメント》

当学林の西山茂理事長が提案した構想に、「四菩薩プロジェクト」があります。四菩薩とは、『法華経』の「従地涌出品第十五」に登場する地涌の菩薩のリーダー、上行菩薩・無辺行菩薩・浄行菩薩・安立行菩薩のことです。この四菩薩のそれぞれの理念と領域を、私達が担って理想の社会を作り上げる、というのが四菩薩プロジェクト構想です。今回は、上行=立正安国、無辺行=教学、浄行=環境、安立行=福祉として、《現代の法華菩薩道の実践とは何か》を学んでいきます。ぜひご聴講のほどお願いいたします。

各回の講座概要は、こちらのパンフレットPDF★法華コモンズ受講用パンフ2020年度 前期(決定版)にてご確認ください。

 

《講師略歴》

第1回

中野毅(なかの つよし):1947年 茨城県生まれ。東京大学文学部卒業、筑波大学大学院修了。博士(文学)。創価大学文学部にて宗教学・宗教社会学を教え、2018年3月に定年退職。現在、創価大学名誉教授、(公財)国際宗教研究所顧問、日本宗教学会評議員。主な著書論考に、『宗教の復権』(東京堂出版2002年)、『戦後日本の宗教と政治』(大明堂2003年)、「民衆宗教としての創価学会」(『宗教と社会』第16号 2010年6月)、「戦後日本社会と創価学会運動」( 西山茂編『近現代の法華運動と在家教団』シリーズ日蓮4 春秋社)2014年。「戦後民主主義と創価学会の戒壇建立運動」(『本門戒壇論の展開』本化ネットワーク叢書3 2015年4月)、その他。

第2回

布施義高(ふせ ぎこう):1968年生まれ、新潟県出身。立正大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了。法華コモンズ仏教学林学林長。法華仏教研究会副編集長。法華宗(陣門流)教学部長、学林教授。立正大学非常勤講師(H25・27・29、R1)。日本印度学仏教学会理事。東京・法華宗(陣門流)持法寺住職。研究テーマは法華教学史・日蓮教学史。「日蓮と天台本覚思想」「本迹論の諸相」など論文多数。

第3回

弓削多一朗(ゆげた いちろう):1960年生まれ。早稲田大学卒業後、東京都内の私立中高一貫校で32年間専任教諭として教職に携わる。現在、日蓮宗大乗山法音寺事務長兼広報担当、学校法人日本福祉大学理事、社会福祉法人昭徳会総務部長を務める。

第4回

原井慈鳳(日鳳)(はらい じほう(にっぽう)):1944年静岡県生まれ。昭和43年早稲田大学卒業後、東京船舶株式会社勤をへて、昭和46年より法華宗宗務院に務め、沼津市妙泉寺住職就任。昭和49年法華宗興隆学林を卒業。法華宗財務部長をへて宗務総長(第一次、第二次)、法華学園理事長など歴任。平成19年に「菩薩行研究所」を設立、同所長。平成30年2月大本山光長寺貫首、令和元年11月法華宗第138代管長に就任。論文著作に、『今日の立正安国論を考える』、『危機の時代に生きる思想と実践』、『日法聖人の足蹟をたずねて1~10』(「無上道」連載)、『武田信玄の死因を探る』(「在野史論」新人物往来社)、『供養と蘇生』(「菩薩行」菩薩行研究所)、その他多数。

第5回

西山茂(にしやま しげる):1942年、埼玉県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得満期退学。東洋大学社会学部教授を経て、現在、東洋大学名誉教授、東洋大学東洋学研究所客員研究員、法華コモンズ仏教学林理事長。専門は宗教社会学とりわけ宗教運動論と教団組織論。単著に『近現代日本の法華運動』(春秋社,2016年)、単編著に『シリーズ日蓮第4巻・近現代日本の法華運動と在家教団』(春秋社,2014年)、共編著に『新宗教事典』(弘文堂,1990年)、『現代人の宗教』(有斐閣,1988年)、『リーディングス日本の社会学19・宗教』(東京大学出版会,1986年)などがある。





(2020年度 前期5回)

第1回

政教分離下での「立正安国」-創価学会・公明党と立正佼成会・WCRPの挑戦-中野毅先生

4月11日

第2回

教学の「再歴史化」をめざして-法華コモンズ仏教学林の試み-布施義高先生

5月23日

第3回

救ライから総合福祉へ -法音寺福祉の法華的基礎-弓削多一朗先生

7月4日

第4回

地球温暖化に対する仏教の役割試論 ―共生論より蘇生論へ―原井慈鳳先生

8月22日

第5回

四菩薩行の今日的理解 -現代の法華菩薩道としての四菩薩プロジェクト-西山茂先生

9月26日

講座「歴史から考える日本仏教⑤  承久の乱から考える鎌倉仏教」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教⑤  承久の乱から考える鎌倉仏教」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 前期4回 ※毎月第3火曜日(7月は第一火曜日) 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分10,000円(半年間4回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

この講座は、歴史学の立場から日本仏教のさまざまな側面を継続的に考えてゆくことを目指します。これは言い換えれば、教理文献に残された思想を、それが著された時代の文脈の中で立体的にとらえなおす営みに他なりません。しかもひとつの時代は系譜となって、前後に長く連なってもいます。そこで日蓮の生きた鎌倉時代をつねにどこかで射程に入れつつも、ときには原始古代にまでさかのぼり、また私たちの生きる近現代にも立ち戻って進んでいきたいと思います。

2020年度前期は、承久の乱(1221年)を取り上げたいと思います。戦乱の時代たる中世の中でも、南北朝の内乱や享徳・応仁の乱と並んで画期をなすのが、鎌倉幕府を打倒すべく後鳥羽上皇が兵を挙げた承久の乱です。近年、このような内乱・戦争を通じて歴史を考えることはひとつのブームとなっています。それは、戦乱が政治勢力の衝突という表面的な事件の経過に留まらず、飢饉や流通、さらには宗教にまで様々な影響を及ぼし、ダイナミックな歴史の転換を生き生きと伝えてくれるからでしょう。背景となる、鎌倉時代の朝幕関係や後鳥羽上皇がよって立つ院政の仕組みについても、高校日本史の範囲を一歩越えつつ、分かりやすくクローズアップしてみたいと思います。

そしていうまでもなく、この乱の翌年に日蓮が誕生しました。彼にとって承久の乱は現代史の始まりであり、宗教的思惟の出発点として終生重視されました。のみならず、彼が批判した専修念仏教団にも、承久の乱による後鳥羽上皇の敗北は念仏弾圧の報いと考えた人々がいたのです。乱後の新たな体制のもと、朝廷や幕府はこうしたさまざまな宗教運動と対峙していきました。いっぽう顕密僧を代表する慈円も、『愚管抄』の執筆によっても後鳥羽の挙兵を止めることができず、晩年になってから自身の宗教的確信を大きく揺り動かされていきます。日蓮の承久の乱に対する考察は、このような顕密の宗教への批判ともなって現われました。

本講義では、以上のような切り口から、4回に分けて承久の乱と鎌倉仏教、そして日本中世の歴史へと展望を広げて行くきっかけを、参加者のみなさんとともに掴んでみたいと思います。

《講師略歴》

菊地大樹(きくちひろき):1968年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。著書に『鎌倉仏教への道』(講談社、2011年)他。論文に「聖一派における仏身論の展開」(阿部泰郎他編『中世禅への新視角』臨川書店、2019年)、「日蓮『念仏者追放宣状事』と鎌倉時代の専修念仏」(『興風』30、2018年)他。

(2020年度 前期4回)

第1回

院政と承久の乱への道

4月21日

第2回

承久の乱と鎌倉武士

5月19日

第3回

承久の乱と鎌倉仏教

6月16日

第4回

乱後の時代を見わたす

7月7日

講座「『法華経』『法華文句』講義」 菅野博史

講座 詳細

「『法華経』『法華文句』講義」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 前期6回 ※毎月第4月曜日(6月、8月は別) 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

後期予定 10月26日、11月30日、12月21日(以降は未定)

《講師よりのコメント》

昨年度より『法華経』『法華文句』の講義を続けております。『法華文句』は『法華経』の随文釈義の注釈書ですので、「注釈書読みの経典知らず」にならないためには、『法華文句』を読むときには、常に『法華経』の本文を読まなければなりません。現在、『法華文句』の本文を地道に読む機会はほとんどないと思われますので、この講義では、煩を厭わず、『法華文句』の本文をすべて読んで講義をしています。もちろん同時に『法華経』も読んでいきます。受講生の希望がある限り、地道に続けて行きたいと思っています。なお、福神研究所主催の『摩訶止観』の講義はすでに四年半が終わり、ようやく今年一月から正修止観章の「十乗観法」に入ります。この講義と同日、同会場で開催しています(時間は15時~17時半)。

★教科書 『法華文句』Ⅰ~Ⅳ(第三文明社、各冊2484円)→割引価格各冊2000円

★『法華経』はプリントを配布します。

《講師略歴》

菅野博史(かんのひろし):1952年福島県生まれ。1976年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。1994年文学博士(東京大学)。現在創価大学文学部教授。専門は、仏教学、中国仏教思想史。著書に『一念三千とは何か―摩訶止観正修止観章―』(第三文明社)、『法華経入門』(岩波書店)、『中国法華思想の研究』(春秋社)、『南北朝・隋代の中国仏教思想研究』『法華経―永遠の菩薩道―』(大蔵出版)、他。訳書に『法華文句・ⅠⅡⅢⅣ』『法華玄義・上中下』(第三文明社)。

(2020年度 前期6回)

第1回

4月27日

第2回

5月25日

第3回

6月29日

第4回

7月13日

第5回

8月31日(会場は「学室」)

第6回

9月28日