法華コモンズ

 

お知らせ

新コロナ禍対策として、昨年3月より法華コモンズ講座の対面講義が出来ない場合は、「講義動画配信」と「実況オンライン講義」にて開講しています。ご了解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

   【今後の講座予定】

後期講座では「対面講義」と「同期型オンライン講義」の2形式での講座開催をいたします。講座の内容については、下記の「法華コモンズの講座一覧」をご参照ください。

なお、対面講義でもオンライン講義でも、当日に欠席となった受講者には、講義の終了後に「講義の動画配信」を行いますので、会場に来れない方や日程が合わない方も、動画により受講することができます

 

 

2021 年(令和3年)

  • 2月6日(土)午後4時半~6時半【オンライン実況】末木文美士先生   終了(次回は5/8)

  「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに」第4講義 

  • 2月13日(土)午後4時半~6時半【オンライン実況】小松正学先生

  「法華仏教講座」第5回《玄妙阿闍梨日什の伝記とその教風》

  • 2月22日(月)午後6時半~8時半【オンライン実況】菅野博史先生  

  「『法華経』『法華文句』講義」  

 

 

※【対面講義】会場は、祖師堂地階ホールから「3階会議室」に変更しましたのでご注意下さい。
※菅野先生の講座は「対面講義」となりましたが、長時間講義での感染予防のため福神研主催「摩訶止観講義」は当分休講します。
★『2021年度前期講座パンフレット』が出来ました! ⇒ここをクリック
★『法華コモンズ通信』第6号が発刊です! ⇒ここをクリック

 

 

【講義動画を体験してください】

⇒菊地先生のご厚意により、無償の動画講座となりました。詳細はここをクリック!([講義のようす]へ)
◎「日本宗教史の名著を読む」第6講「大塚紀弘「中世「禅律」仏教と「禅教律」十宗観」を読む」 講師:菊地大樹 先生
【new!】菊地先生の『日本人と山の宗教』が、「JBpress」のHPの「動画で新刊紹介」で取り上げられました。題名は「登山愛好者が知るべき「山の宗教、その千年の歴史」です。菊地先生が40分間近くインタビューに答えて本書を解説されています。ぜひご覧ください。⇒https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62060

法華コモンズの講座一覧

各講座とも当日受講(途中受講)が可能です。

2021年度(前期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

※下記日程は、開講決定時のものです。新型コロナウィルス等による日程やオンライン講義への変更については、上部の緊急連絡にてご確認ください。

連続講座「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに ②」 全4回

講座 詳細

「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに ②」

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2021年度 前期4回 ※第1土曜日または第2土曜日 午後4時30分~6時30分

受講料: 1期分10,000円(半年間4回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義が不可の場合は、オンライン講義に切替えて同じ日時にて開催する予定です

《講師よりのコメント》

凝然『八宗綱要』(1268)は、著者29歳の若書きであるが、750年経った今日でも、仏教教学の全般を見渡すには、本書に優るものはない。とは言え、形式的に主要概念を羅列しただけのところも多く、いわば暗記用の受験参考書のような味気ないところがある。それ故、手掛かりとしては便利であるが、それ以上の内実を求めるのは難しい。そこで、本講義では、講読という形ではなく、本書を手掛かりとしつつも、それに捉われずに、諸宗の教学を今日どのように受け止め、考えたらよいのか、応用的に問題を広げ、手探りして検討していきたい。前年度の継続で、法相宗から読み始めるが、新規聴講も問題ない。下記テキストを用いるので、聴講者には毎回多少予習しておくことを求める。
★教科書:鎌田茂雄全訳注『八宗綱要』(講談社学術文庫)

《講師略歴》

末木文美士(すえきふみひこ):1949 年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、未来哲学研究所所長。専攻は仏教学、日本思想。著書に『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』(新潮文庫)、『仏教 言葉の思想史』(岩波書店)、『日蓮入門 現世を撃つ思想』(ちくま新書)、『思想としての仏教入門』(トランスビュー)、『『碧巌録』を読む』(岩波現代文庫)、『草木成仏の思想』(サンガ)、『冥顕の哲学1、2』(ぷねうま舎)、『日本思想史』岩
波新書、他多数。

(2021年度 前期4回)

第1回(通算第5回)

5月8日

第2回(通算第6回)

6月5日

第3回(通算第7回)

7月3日

第4回(通算第8回)

9月11日

連続講座「歴史から考える日本仏教⑦  日蓮をはぐくんだ房総地域の歴史と宗教を考える」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教⑦  日蓮をはぐくんだ房総地域の歴史と宗教を考える」

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2021年度 前期3回 ※原則第4火曜日 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分8,000円(半年間3回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義が不可の場合は、オンライン講義に切替えて同じ日時にて開催する予定です

《講師よりのコメント》

この講座は、歴史学の立場から日本仏教のさまざまな側面を継続的に考えてゆくことを目指します。これは言い換えれば、教理文献に残された思想を、それが著された時代の文脈の中で立体的にとらえなおす営みに他なりません。しかもひとつの時代は系譜となって、前後に長く連なってもいます。そこで日蓮の生きた鎌倉時代をつねにどこかで射程に入れつつも、ときには原始古代にまでさかのぼり、また私たちの生きる近現代にも立ち戻って進んでいきたいと思います。
2021 年度前期は、主として16 世紀までの房総地域に焦点を当てて考えていきたいと思います。いままでの講義では、おもに政治の中心地であった京都や鎌倉において展開した宗教や日蓮の活動に焦点を当ててきました。しかし、江戸時代までの日本列島では、政治・経済・文化・宗教などあらゆる面で、地域ごとにおおきく異なる歴史の流れがあります。これらを丁寧に見ていくことで、日本の歴史や宗教にもさらに興味深い発見があるかもしれません。いうまでもなく、房総地域は日蓮の生誕地であり、また大事な活動の拠点でもありました。なぜ房総地域は日蓮を生み出したのか、またその後も多くの日蓮宗寺院が発展したのか。このような素朴な疑問から始めて、地域史の魅力を再発見していきましょう。

《講師略歴》

菊地大樹(きくちひろき):1968 年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所教授。著書に『鎌倉仏教への道』(講談社、2011 年)、『日本人と山の宗教』(講談社、2020年)他。論文に「宗派仏教論の展開過程」(佐藤文子他編『日本宗教史研究の軌跡』、吉川弘文館、2020 年)、「再考:持経者から日蓮へ」(『花野充道博士古稀記念論集』山喜房仏書林、2020 年)他。

(2021年度 前期6回)

第1講

房総地域の古代史 

4月20日

第2講

鎌倉幕府の成立と房総地域

5月18日

第3講

日蓮の活動と房総地域

6月15日

第4講

室町戦国時代の房総地域

7月20日

第5講

房総地域の宗教文化

8月17日

第6講

地域史から考える日本宗教史

9月21日

連続講座「日蓮霊跡の再認識と顕彰の歴史」 寺尾英智

講座 詳細

「日蓮霊跡の再認識と顕彰の歴史」

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2021年度 前期6回 ※毎月第3火曜日 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義が不可の場合は、オンライン講義に切替えて同じ日時にて開催する予定です

《講師よりのコメント》

日蓮の活動に関わった場所は、後世の日蓮継承者から、祖師の生涯を偲び追体験する特別な場所であると観念され、霊跡と位置付けられた。近世には、広範な寺社参詣が隆盛する。遠隔地にある霊山や有名寺社、
或いは都市内の諸寺社などへと、様々な社会階層の人々が参詣した。寺社はまた名所旧跡として、信仰のためだけではなく、行楽で訪れる場所ともなっていった。この様な中で、日蓮の霊跡は、どの様な様相を示し
ていたのであろうか。本講義では、鎌倉や房総などの日蓮霊跡を取り上げ、知識人や庶民層などに日蓮霊跡がどの様に認識されていたのか、また寺院側が霊跡をどの様に提示していたのか、霊跡の具体像の一端を明
らかにしたい。

《講師略歴》

寺尾英智(てらお えいち):1957年生まれ。立正大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。身延山大学教授を経て、現在、立正大学仏教学部教授。専門は日蓮教団史。著書に『日蓮聖人真蹟の形態と伝来』(雄山閣、1997年)、『小湊山史の散策』(誕生寺、2000年)、『日蓮信仰の歴史を探る』(山喜房仏書林、2016年)他、共編著に『反骨の導師 日親・日奥』(吉川弘文館、2004年)、『図説日蓮聖人と法華の至宝』第一巻曼荼羅本尊(同朋舎メディアプラン、2012年)他。

(2021年度 前期3回)

第1回

4月27日

第2回

5月25日

第3回

6月22日

連続講座「『法華経』『法華文句』講義」 菅野博史

講座 詳細

「『法華経』『法華文句』講義」

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2021年度 前期6回 ※原則毎月最終月曜日 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義が不可の場合は、オンラインまたは動画配信講義に切替えて開催する予定です

《講師よりのコメント》

今年度の前期も、『法華経』、『法華文句』(巻第三上)の講義を継続します。『法華文句』は『法華経』の随文釈義の注釈書ですので、「注釈書読みの経典知らず」にならないためには、『法華文句』を読むときには、常に『法華経』の本文を読まなければなりません。現在、『法華文句』の本文を地道に読む機会はほとんどないと思われますので、この講義では、『法華文句』の本文をすべて読んでいます。もちろん同時に『法華経』も読んでいきます。受講生のご希望がある限り、地道に続けていきたいと思っています。なお、福神研究所主催の『摩訶止観』の講義はすでに六年目に入り、巻第五下(十乗観法の破法遍の部分)が終わるところですが、現下のコロナ禍が終息するまでは長時間の密接を避けるため、昨年3月より休講しております。
★教科書 『法華文句』Ⅰ~Ⅳ(第三文明社、各冊2,530 円)→割引価格各冊2,000 円
★『法華経』はプリントを配布します。

《講師略歴》

菅野博史(かんの ひろし):1952 年福島県生まれ。1976 年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。1994 年文学博士(東京大学)。現在創価大学文学部教授、(公財)東洋哲学研究所副所長。専門は、仏教学、中国仏教思想史。著書に『一念三千とは何か―摩訶止観正修止観章―』(第三文明社)、『法華経入門』(岩波書店)、『中国法華思想の研究』(春秋社)、『南北朝・隋代の中国仏教思想研究』『法華経―永遠の菩薩道―』(大蔵出版)、他。訳書に『法華文句・ⅠⅡⅢⅣ』(第三文明社)、『現代語訳 法華玄義』(上)(下)(東洋哲学研究所)。

(2021年度 前期6回)

第1回

4月26日

第2回

5月31日

第3回

6月28日

第4回

7月26日

第5回

8月30日

第6回

9月27日

2020年度(後期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

※下記日程は、開講決定時のものです。新型コロナウィルス等による日程変更については、上部の緊急連絡にてご確認ください。

連続講座「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに 」 末木文美士

講座 詳細

「仏教哲学再考―『八宗綱要』を手掛かりに」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール(予定)

開催日:第1回 2020年10月24日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第2回 12月5日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第3回 2021年1月9日(土) 午後4時30分~午後6時30分

第4回 2月6日(土) 午後4時30分~午後6時30分

受講料: 10,000円(全4回) ※当日1回の受講は3,000円です。

《講師よりのコメント》

凝然『八宗綱要』(1268)は、著者29歳の若書きであるが、750年経った今日でも、仏教教学の全般を見渡すには、本書に優るものはない。とは言え、形式的に主要概念を羅列しただけのところも多く、いわば暗記用の受験参考書のような味気ないところがある。それ故、手掛かりとしては便利であるが、それ以上の内実を求めるのは難しい。そこで、本講義では、講読という形ではなく、本書を手掛かりとしつつも、それに捉われずに、諸宗の教学を今日どのように受け止め、考えたらよいのか、応用的に問題を広げ、手探りして検討していきたい。来期以後も続く継続講義としたいが、どの程度のペースで進むかは、最初のほうの様子を見ながら考えたい。下記テキストを用いるので、聴講者には毎回多少予習しておくことを求める。初回はガイダンス。
★教科書:鎌田茂雄全訳注『八宗綱要』(講談社学術文庫)

《講師略歴》

末木文美士(すえき ふみひこ):1949 年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、未来哲学研究所所長。専攻は仏教学、日本思想。著書に『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』(新潮文庫)、『仏教 言葉の思想史』(岩波書店)、『日蓮入門 現世を撃つ思想』(ちくま新書)、『思想としての仏教入門』(トランスビュー)、『『碧巌録』を読む』(岩波現代文庫)、『草木成仏の思想』(サンガ)、『冥顕の哲学1、2』(ぷねうま舎)、『日本思想史』岩波新書、他多数。

シリーズ講座「法華仏教講座」 全6回

講座 詳細

「法華仏教講座」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 後期6回 ※減速毎月1回土曜日 午後4時30分~6時30分 ※対面講義が不可の場合は、オンラインまたは動画配信講義に切替えて開催する予定です

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

※対面講義の際には各回とも講義終了後に講師を囲んでの懇親会(会費有り)を予定していますが、コロナ禍の状況により中止となりますので、ご承知のほどお願いいたします。

《講師よりのコメント》

各回の講座概要は、こちらのパンフレットPDF★法華コモンズ受講用パンフ2020年度 後期(決定版)P.5~8にてご確認ください。

 

《講師略歴》

第1回

花野充道(はなの じゅうどう):1950 年京都府生まれ。早稲田大学大学院文学部東洋哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。法華仏教研究会主宰。『法華仏教研究』編集長。法華コモンズ仏教学林教学委員。

第2回

高森大乗(たかもり だいじょう):1966 年、東京都生まれ。國學院大学卒、立正大学卒、同大学院博士後期課程満期退学。立正大学講師・准教授を経て、現在は、日蓮宗要伝寺住職、日蓮宗専任布教師、日蓮宗勧学院嗣学、東京都台東区教育委員会委員。専攻は日蓮教学、日蓮聖人の布教活動と布教法に関する研究。主著(単編)に『昭和定本日蓮聖人遺文諸本対照総覧』(山喜房仏書林)、共編著に『日蓮と日蓮宗』(学習研究社)、『法華経の基礎知識』(大法輪閣)、『法華経の事典』(東京堂出版)、『全解説日蓮聖人御遺文』(佼成出版)他。

第3回

株橋祐史(かぶはし ゆうし):1956 年生まれ。関西大学文学部哲学科卒業後、法華宗興隆学林研究科を経て、1985 年より興隆学林専門学校にて教鞭を取る。おもに伝統教学の研究・啓発と『法華宗全書』など先師の
著述の整理・刊行に携わる。現在、興隆学林専門学校学監、法華宗教学研究所長。論文に「日承聖人著『広経抄』について−書誌をめぐる問題点−」、共著書に『法華宗の教えを語る』などがある。

第4回

村上東俊(むらかみ とうしゅん):1971 年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科仏教学専攻後期博士課程単位取得退学。法華宗(陣門流)学林教授、立正大学法華経文化研究所特別所員、法華仏教研究編集委員、日本印度学仏教学会評議員、東京・立正院住職、ネパール・リッショウインシャンティビハール住職。主な論考に「燃灯仏に見られる焔肩と『六度集経』について」、「ティラウラコットにおける近年の考古学調査について」、『現代ネパールを知るための60 章』(共著・明石書店)など。

第5回

小松正学(こまつ しょうがく):1967 年富山県生まれ。現在、顕本法華宗・教務部長、顕本法華宗妙塔学林・教授、千葉県酒々井町・経胤寺住職。『心の宝』平成25 年春号~平成30 年春号に「ゆかりの地をたずね
て」を連載。また「本迹勝劣之事(解説)」、「絵伝物語―会津生れの日什さま」など。

 

第6回

 

西岡芳文(にしおか よしふみ):1957 年東京に生まれ、慶應義塾大学・大学院で日本中世史を専攻し、1987年神奈川県立金沢文庫学芸員となり、学芸課長をへて2018年退職。上智大学特任教授に就任(学芸員
課程担当)。金沢文庫において担当した展示(図録)は『龍華寺〜武州金沢の秘められた古刹』(2000)、『蒙古襲来と鎌倉仏教』(2001)、『寺社縁起と神仏霊験譚』(2003)、『よみがえる鎌倉の学問〜称名寺聖教重文指定記念』(2006)、『陰陽道×密教』(2007)、『称名寺の庭園と伽藍』(2009)、『もうひとつの鎌倉文化』(2011)、『横浜の元祖 宝生寺』(2017)など。主要論文は「日本中世の〈情報〉と〈知識〉」(『歴史学研究』716 号、1998)、「六壬式占と軒廊御卜」(今谷明編『王権と神祇』思文閣出版、2002)、「阿佐布門徒の輪郭」(『年報三田中世史研究』10号、2003)、「富士山をめぐる中世の信仰」(『興風』22 号、2010)、「初期真宗門流の展開」(『佛光寺の歴史と文化』法蔵館、2011)、「円覚寺の創建と密教の祈祷」(『アジア遊学・古代中世日本の内なる「禅」』勉誠出版、2011)など。





(2020年度 後期6回)

第1回

日蓮聖人と伝教大師の『依憑天台集』-花野充道先生

10月31日

第2回

日蓮遺文の賢王と愚王-高森大乗先生

11月24日

第3回

慶林坊日隆の『観心本尊抄』解釈について-株橋祐史先生

12月12日

第4回

釈尊の聖地から仏教の足跡を辿る-ルンビニとティラウラコットの最新調査-―村上東俊先生

2021年1月23日

第5回

玄妙阿闍梨日什の伝記とその教風-ゆかりの地を訪ねて分かったこと--小松正学先生

2月13日

第6回

中世の日蓮教団と富士信仰―西岡芳文先生

3月27日

講座「歴史から考える日本仏教⑥  日蓮と蒙古襲来の時代」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教⑥  日蓮と蒙古襲来の時代」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

※対面講義が不可の場合は、オンライン講義に切替えて同じ日時にて開催する予定です。

開催日: 2020年度 後期3回 ※ 午後6時30分~8時30分

第1講 10 月20 日(火) 13 世紀の日本列島
第2講 11 月17 日(火) 蒙古襲来と日蓮
第3講 12 月22 日(火) 変革と内乱の時代

受講料: 1期分8,000円(全3回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

この講座は、歴史学の立場から日本仏教のさまざまな側面を継続的に考えてゆくことを目指します。これは言い換えれば、教理文献に残された思想を、それが著された時代の文脈の中で立体的にとらえなおす営みに他なりません。しかもひとつの時代は系譜となって、前後に長く連なってもいます。そこで日蓮の生きた鎌倉時代をつねにどこかで射程に入れつつも、ときには原始古代にまでさかのぼり、また私たちの生きる近現代にも立ち戻って進んでいきたいと思います。
2020 年度後期は、13 世紀後半の蒙古襲来を中心に取り上げたいと思います。元寇とも言われたこの事件が、中世社会を揺るがしたことはよく知られています。日本では戦時体制のなかで、政治のみならず経済・交通・流通など社会構造も大きく変動していきました。やがて鎌倉幕府の崩壊、建武の新政、南北朝内乱とダイナミックな展開が続いていきます。もちろん日本列島のみならず、モンゴル帝国のユーラシア大陸支配に連動して、東アジア世界全体が大きく再編されていきました。ちょうどこの時期、東国では日蓮が宗教活動を展開しています。彼の教学が蒙古襲来を抜きに理解できないことは、言うまでもありません。しかし、その本質を深く理解するためには一回射程を広く取って、13 世紀の日本や東アジアの一般的情勢をしっかり理解しておく必要があります。そこから、史実と伝説の入り乱れた「日蓮と蒙古襲来」の実態を一度整理し、あらためて伝説の意味についても考えてみたいと思います。

《講師略歴》

菊地大樹(きくち ひろき):1968 年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。著書に『鎌倉仏教への道』(講談社、2011 年)、『日本人と山の宗教』(講談社、2020年)他。論文に「日蓮『念仏者追放宣状事』と鎌倉時代の専修念仏」(『興風』30、2018 年)、「再考:持経者から日蓮へ」(『花野充道博士古稀記念論集』山喜房仏書林、2020 年)他。

講座「『法華経』『法華文句』講義」 菅野博史

講座 詳細

「『法華経』『法華文句』講義」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 2020年度 後期6回 ※原則第4 月曜日(11 月、12 月、3月は別) 午後6 時30 分~8 時30 分

※対面講義が不可の場合は、オンラインまたは動画配信講義に切替えて開催する予定です。

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

今年度の後期も、『法華経』、『法華文句』(巻第三上)の講義を継続します。『法華文句』は『法華経』の随文釈義の注釈書ですので、「注釈書読みの経典知らず」にならないためには、『法華文句』を読むときには、常に『法華経』の本文を読まなければなりません。現在、『法華文句』の本文を地道に読む機会はほとんどないと思われますので、この講義では、『法華文句』の本文をすべて読んでいます。もちろん同時に『法華経』も読んでいきます。受講生のご希望がある限り、地道に続けていきたいと思っています。なお、福神研究所主催の『摩訶止観』の講義はすでに六年目に入り、巻第五下(十乗観法の破法遍の部分)が終わろうとしているところです。この講義と同日、同所で開催しています(時間は15 時~17 時半)。
★教科書 『法華文句』Ⅰ~Ⅳ(第三文明社、各冊2,530 円)→割引価格各冊2,000 円
★『法華経』はプリントを配布します。

《講師略歴》

菅野博史(かんの ひろし)。1952 年福島県生まれ。1976 年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。1994 年文学博士(東京大学)。現在創価大学文学
部教授、(公財)東洋哲学研究所副所長。専門は、仏教学、中国仏教思想史。著書に『一念三千とは何か―摩訶止観正修止観章―』(第三文明社)、『法華経入門』(岩波書店)、『中国法華思想の研究』(春秋社)、『南北朝・隋代の中国仏教思想研究』『法華経―永遠の菩薩道―』(大蔵出版)、他。訳書に『法華文句・ⅠⅡⅢⅣ』(第三文明社)、『現代語訳 法華玄義』(上)(下)(東洋哲学研究所)。

(2020年度 後期6回)

第1回

10月26日

第2回

11月30日

第3回

12月21日

第4回

2021年1月25日

第5回

2月22日

第6回

3月29日