令和8年7月4日(土)15時30分~、2026年度前期【法華仏教講座】第4回講義が、常圓寺祖師堂地階ホールを会場としてオンライン同時配信のハイブリッド型で講義が行われた。
今回は、放送大学大学院歴史研究会副会長、右筆資料調査会代表幹事の丹治正弘先生を講師にお迎えし、「日蓮の世界認識とその意義」の講題でご高説を賜った。
日蓮聖人の教学の基底をなす世界観や、法華経弘通を達成すべき世界への視線を学ぶ、非常に重要な講義であった。
先ず、丹治先生は、日蓮聖人が世界を認識するに当たって、凡そ、
(1)規範としての宗教
(2)現世の内在化
(3)世界という視座
の3つを主な思考回路としていたと指摘された。その上で、(2)(3)を中心に、日蓮聖人の世界認識の特徴を四方八方から細説して下さった。
すべての日蓮研究者や学徒が、必ず学ぶべき内容に満ちた素晴らしいご講義であった。
今回のご講義の内容は、近く論文として公刊される予定とのこと。ここでは、以上を記すに留めたい。
丹治先生の広博な知識と鋭い考察力、理路整然とした語り口が光る、大変貴重な2時間であった。(スタッフ)