平成３０年３月をもって２年間に亘って講義された、菅野博史先生の「『法華玄義』講義」（全２４回）が終了いたしました。
引き続き、菅野先生には平成３０年４月から「『法華経』『法華文句』講義」 （全２４回予定） を講義していただきます。
ご承知のとおり『法華文句』は、天台大師智顗が講義したものを弟子の章安大師灌頂が筆録した書とされており、その内容は『法華経』の随文釈義の注釈書です。
本講義では、この『法華文句』の本文を読みながら、『法華経』について学び、その解釈を深めていきます。
第１回目の今回は、「『法華文句』ガイダンス」と題し、１．『法華経』の中国語訳、２．中国における法華経疏、３．『法華文句』の解説、について精緻に講義されました。
『法華経』および『法華文句』について、これほど詳細に学べる機会は稀有だと思われます。一人でも多くの方にご受講いただき、ともに学んでまいりたいと思います。
テキストは、『法華文句』Ⅰ～Ⅳ（第三文明社）を使用し、『法華経』についてはプリントを配布いたします。受講料は、１期分12,000円（半年間６回）、１日のみ聴講は3,000円です。

また、同日の１５時～１７時３０分には、菅野先生による「『摩訶止観』講義」（福神研究所主催）も行われています。
現在は、巻第四の第六章「方便」について学んでいます。こちらもあわせてご受講ください。
（文責・編集部）