平成30年1月22日(月)、新宿・常圓寺さま本堂地下ホールにおいて菅野博史先生の第22回「『法華玄義』講義」が執り行われました。
当日は、生憎の降雪で道足が非常に悪い状態となりました。にも関わらず、先生の貴重な講義を聞き逃すまいと、大勢の聴講者が会場にお越しになりました。
先生は、今回と次回の2回に分けて『法華玄義』の宗玄義段と用玄義段を解説されるとのこと。
今回は宗玄段を中心にご講義頂きました。宗体一異の所論、一乗因果、迹因迹果・本因本果……など、日蓮教学を深く探求したい学徒にとっても非常に重要なキーワードの原義が、次から次へと、正確に読み解かれ体系的に解説されていきます。
いつも通り、明快で論理的、かつ時間を最大限効率的に使われる先生のご講義には、毎度のことながら芸術性を感じた次第です。また、日蓮教学・日蓮教学史を深く学びたい学徒にとっても目から鱗が出るようなのような解説の連続で、誠に有難い限りです。
次回は、2月26日(月)、第23回目の講義が執り行われます。大変貴重な講義ですので、より多くの皆さまのお越しをお待ち申し上げております。(スタッフ)