12月18日(月)行われた第21回「『法華玄義』講義」は、前回の続きになる「体玄義(2)」として、第二章「顕体」の中で「実相に入る門を明かす」(821頁)より始まりました。実相に入る門とは、「蔵・通・別・円」の四教にそれぞれ「有・空・亦有亦空・非有非空」の四門があって、合計十六門になり、それも教門にも行門(観門)にも十六門となります。講義は、一項「略して門の相を示す」、二項「門に入る観を示す」で、四教の四門の観法を詳しく述べて、諸門の麁妙について説明。そして、第五節「遍く衆経の体と為す」、第六節「遍く諸行の体と為す」、第七節「遍く一切法の体と為す」までを解説して、体玄義の章を終わりました。次は「宗玄義・用玄義」で、宗を明らかにする第三章「明宗」(889頁)からです。
「『法華玄義』講義」もいよいよ終盤に入り、残すところ3回となります。一回の受講も可能ですので、ぜひご聴講下さい。また、『法華玄義』講義の終了後の来春4月より、あらたに「『法華文句』講義」が開講されます。詳細はまたお知らせいたしますので、ぜひ受講申込をお願いいたします。 (担当スタッフ)