平成28年5月12日、庵谷行亨先生の第2回目の講義が行われました。

今回は「日蓮聖人の題目信仰」というタイトルで、懇切なご説明をいただきました。宗祖以前の、天台や叡山の題目信仰の源流、また宗祖以前の各宗祖師の教えのポイントと宗祖の教えとの違い、本尊における「法と人」、民衆の現世利益願望を否定せず、それを活かしながらどう正しい教えに導くか等、興味深い話を頂戴いたしました。

今回、最初の1時間で全体の概要説明をされ、残り1時間で重要ポイントを肉付けするという講義手法を取られました。受講生は全体がわかり、また重要ポイントの再説が理解度を増した、と感想を聞けました。伊豆御法難会の聖日にふさわしい、熱の入った講義と思いました。