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去る9月26日(月)に通算52回目となる菅野博史先生の「『法華経』『法華文句』講義」が開催されました。【経文】は「若し我れは衆生に遇わば 尽く教うるに仏道を以てす~」から、「若し是の法を聞くこと有らば 皆な已に仏道を成じたり」までです。【テキスト】は、532頁10行目「『正法念』に云わく、十種の衆生は~」から、544頁の4行目「故に知りんぬ、是れ天・人の業なることを」までです。

今回は、経文の科文では「過去仏の門を頌す」の段に入り、ほんの少しの仏事を行っても成仏の功徳となるとする「小善成仏」で有名なところ、「乃至童子の戯れに 沙を聚めて仏塔を為らば 是の如き諸人等は 皆すでに仏道を成じたり」「乃至童子の戯れに 若しは草木及び筆あるいは指の爪甲を以て 画いて仏像を作さば~皆な已に仏道を成じて 但だ諸の菩薩を化し 無量の衆を度脱したり」が出てきます。『文句』テキストでは、『正法念処経』を引いての十種の衆生の解釈が続きまして、終了しました。

今回で本年度前期の講義は終わり、次回より後期の第一回目が10月24日にスタートです。続けてのご受講を宜しくお願い申し上げます。            (担当スタッフ)

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