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2月23日(木)、池上要靖先生講座「初期仏教研究 -仏滅年代論・経典の成立-」が行われました。
第5回目となる今回は「もう一つの仏像建立史」と題した内容でした。
はじめに、インド各地の聖蹟写真を見ながら、釈尊の八相成道についての詳解があり、次いで、本講の本題であるインドの仏教美術の変遷についての講義が行われました。
紀元前時代の仏教彫刻の特徴から、マウリヤ王朝以降の仏教美術の特徴、さらに、クシャーン王朝支配下のガンダーラ美術とマトゥラー美術の違い、サールナート様式仏像の特徴やスリランカの仏教美術等について、膨大な写真スライドによる解説が行われました。
次回は、「経典の意義」について、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。開催日は3月23日(木)18時30分からです。当日のみのご聴講(1回3,000円)も随時受け付けておりますので、本HP内の「受講のお申込み」からお申込みください。
(文責・編集部)

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