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平成28年7月25日(月)、菅野博史先生の「『法華玄義』講義」の第4回講座がおこなわれました。

約35名の受講者が集った第4回では、『法華玄義』の最も重要な概念であり、経典の普遍的な解釈方法である「五重玄義」がどのように「法華経」に適用されるかについての講義が行われました。

その「五重玄義」の法華経への適用方法は、「七番共解」と「五重各説」であり、「七番共解」は利根、すなわち、理解力の高い者を対象とし、全体の一割ほどの説明になっているとのことです。

対して、「五重各説」はより詳しく解説したもので、こちらは後期の講義テーマとなる予定です。

講義では、「七番共解」の第六「観心」を含めたダイジェストが紹介され、ことに第一の「標章」(仏陀が教えの意義を高く掲げて、教えの道筋を明らかにすることと理解しました。)の名体宗用を適用した解説が行われました。

第5回講座は、8月29日(月)18:30から「「七番共解」(2)標章~観心」です。ぜひご参加ください。

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