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《10月より開始の後期講座 受講申込受付中!》

New!! 法華コモンズの講座の様子をご案内する動画チャンネルを公開いたしました。

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第一弾として、菊地大樹先生の講義の様子をご覧いただけます。

第3講1 第3講2 第4講1 第4講2 第5講1 第5講2

随時、公開してまいりますのでご期待ください。

庵谷行亨先生の講義が書籍になりました。Amazonにて電子書籍が購入可能です。ぜひご購読ください。左の画像からAmazonにリンクしています。

お知らせ

後期講座申込み受付中!※詳細は下段の後期講座一覧を参照して[受講の申込み]へ 

 

【後期講座一覧】

連続講座①「歴史から考える日本仏教②《顕密問題》を考える」」  

講師:菊地大樹 先生   毎月第3火曜日 午後6時30~8時30分

講座日10月16日、11月20日、12月18日、2019 1月15日、2月19日、3月19日

 

連続講座②「法華仏教講座」―6人の講師による6つの特別講座―              

原則第3土曜日 午後4時~6時、講座内容は5~7頁の詳細説明を参照のこと

講師:①(10月20日)川﨑弘志先生、②(11月17日)上杉清文先生③(12月15日)花野充道先生

2019④(1月19日)石田智宏先生、⑥(2月16日)中野 毅 先生、⑥(3月16日)鈴木正厳先生

 

連続講座③「『法華経』『法華文句』講義」 講師:菅野博史 先生       

 ※主に第4月曜日 午後6時30分~8時30分                  

(日程)10月29日、11月26日、12月17日 / 20191月28日、2月25日、3月25日

 

《 特別集中講座 全2回 》 講師:渡邊寶陽 先生   

第一講「日蓮聖人の地獄観」  11月24日(土)午後3時~5時           

第二講「『観心本尊抄』鑽仰」 12月 8日(土)午後3時~5時 

 

★受講料:1連続講座1期分12,000円(半年間6回) ※1日のみ聴講:3,000円(特別集中講座も)

会 場:新宿常円寺「祖師堂」新宿区西新宿7-12-5寺務所 03(3371)1797

 

法華コモンズの講座一覧

各講座とも当日受講(途中受講)が可能です。

平成30年度(後期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

講座「歴史から考える日本仏教② 《顕密問題》を考える」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教② 《顕密問題》を考える」

先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂3階会議室

開催日: 平成30年度 後期6回 ※毎月第3火曜日(原則) 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

この講座は、歴史学の立場から日本仏教のさまざまな側面を継続的に考えてゆくことを目指します。これは言い換えれば、教理文献に残された思想を、それが著された時代の文脈の中で立体的にとらえなおす営みに他なりません。しかもひとつの時代は系譜となって、前後に長く連なってもいます。そこで日蓮の生きた鎌倉時代をつねにどこかで射程に入れつつも、ときには原始古代にまでさかのぼり、また私たちの生きる近現代にも立ち戻って進んでいきたいと思います。
2018年度後期は、参加者と一緒に日本仏教における「顕密」の問題を考えてみたいと思います。かつて密教は、前近代的な呪術と形骸化した儀礼の集積であるかのように批判され、ときには無視されることもありました。それとは打って変わって、近年の密教への注目と再評価には著しいものがあります。その理由と転換点は、現代思想の潮流とも密接にかかわっていますが、さらにこの点は、古代中世にまでさかのぼる歴史的文脈のなかで再検討されてこそ、その本質の一端を明らかにすることができるでしょう。ここに、「顕密」をめぐる諸問題を教理思想の展開からのみ理解するのではなく、歴史学の立場からも考察する余地が生まれてきます。たとえば、中世日本は「顕密」仏教を基調とする「顕密体制」の時代とする理解が一般的になっています。
ただし、日蓮をはじめとする「鎌倉新仏教」との関係についての理解には批判も多く、また法華コモンズでもすでにとりあげた覚鎫『五輪九字明秘密釈』をはじめとする既知の文献の再検討や、名古屋の大須観音真福寺文庫をはじめとして新たに発見紹介された多くの文書聖教類も加わって、そのパラダイムがふたたび大きく転換する気配をみせています。たんに密教に注目するだけではなく、さらに顕教との関係を再確認することから「顕密」の意味を改めて明らかにすることも重要でしょう。前期でとりあげた「山の宗教」を理解するためにも、「顕密」の問題を避けて通ることはできません。そこで今回は、日本における「顕密」の基本問題を確認し、真偽未決の日蓮遺文と「顕密」の関係や、真福寺文庫等の新発見文献を考察してから、近現代までを視野に入れた「顕密」仏教の意義を歴史学の立場から明らかにしていきたいと思います。

《講師略歴》

1968年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。専門は日本中世史、仏教史。著書に、『鎌倉仏教への道』(講談社、2011年)、『中世仏教の原形と展開』(吉川弘文館、2007年)など。論文に、「里山と中世寺院」(久保智康編『日本の古代山寺』高志書院、2016年)、「日本中世における宗教的救済言説の生成と流布」(『歴史学研究』932、2015年)など。

(平成30年度 後期6回)
第1回 「顕密」問題の基本形  10月16日
第2回 平安時代における「顕密」関係の成立 11月20日
第3回 鎌倉時代と顕密仏教・顕密体制 12月18日
第4回 日蓮の真偽未決遺文と「顕密」 2019年1月15日
第5回 もうひとつの「鎌倉新仏教」―「禅」僧東福寺円爾・聖一派と「顕密」― 2月19日
第6回 日本史のなかの「顕密」―近世近代を視野にいれて― 3月19日

後期特別集中講座 ◎第一講 「日蓮聖人の地獄観」 ◎ 第二講 「『観心本尊抄』鑽仰」 渡邊寶陽

講座 詳細

◎第一講 「日蓮聖人の地獄観」  ◎第二講 「『観心本尊抄』鑽仰」

講 師: 渡邊 寶陽 先生
会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール
開催日:
第一講「日蓮聖人の地獄観」 11月24日(土) 午後3時~5時
第二講「『観心本尊抄』鑽仰」12月 8日(土) 午後3時~5時
受講料: 各1回3,000円

《講師よりのコメント》

第一講「日蓮聖人の地獄観」について
日蓮聖人は、諸遺文に「堕地獄の恐れ」を記しておられる。現代人にとって地獄の恐れは余所事となっている今、このような課題に関心を持つ人は少ないかも知れない。この「日蓮聖人の地獄観」というテーマは、『苦海浄土』を書いた石牟礼道子氏に刺激された丸山照雄氏が、私に突きつけた課題だった。「地獄観」については山川智応居士なども触れていないが、愚生は今回またあらためて現代に通じるその地獄観を、日蓮聖人遺文のなかに探って論じてみたいと思う。

第二講「『観心本尊抄』鑽仰」について
同名の書を、以前に私は中山「法華経寺」新井日湛貫首の慫慂によって著した。同書は、わかりやすくという趣旨に沿っている。言うまでもなく『本尊抄』は最高の哲学書であり、その解説書は数多く世に問われている。だが、叡山で十年間修行した日蓮聖人は、その間の学的蓄積を誇ろうとはしない。日蓮聖人が、学の薀奥を捨てて、御題目勧奨に徹したのは何故なのか? 最近、ことに愚生の脳裏を離れない課題である。

《講師略歴》

渡邊寶陽(わたなべほうよう):1933年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得満期退学。立正大学特別栄誉教授、立正大学名誉教授、立正大学第23代・第25代学長、日蓮宗勧学院長、文学博士。瑞宝中綬章受章。著書は『日蓮宗信行論の研究』(平楽寺書店、1976)、『法華経―久遠の救い』NHKライブラリー(NHK出版、1995)、『日蓮仏教論―その基調をなすもの』(春秋社、2003)等々、多数。

 

「法華仏教講座」  川﨑弘志、上杉清文、花野充道、石田智宏、中野毅、鈴木正厳

平成30度後期講座として10月より「法華仏教講座」を開講致します。下記の通り、現在最先端で活躍されている講師陣による全6回の講座となります。

受講料:1期分12,000円(半年間6回)
※1回のみ聴講は3,000円です。

各講座 詳細

「法華仏教講座」

第1講 「日蓮聖人と密教」 10月20日(土)

午後4時~6時

【講義概要】
日蓮と密教-『不動・愛染感見記』を中心に-  講義の内容(簡単な予告的内容):日蓮と密教との関係を考察する上での最重要文献が建長六年の『不動・愛染感見記』である。この『不動・愛染感見記』について、血脈相承の系譜、筆跡鑑定を含む真偽論、日蝕との関係などを豊富な資料を基に解説する。
【講師略歴】川﨑弘志(かわさきひろし) 先生
1954年大阪府生まれ。大学卒業後、関東でエンジニアとして数社に勤務し現在にいたる。勤務の傍ら在野の研究者として『法華仏教研究』誌などに日蓮研究の論考を投稿している。『法華仏教研究』編集委員。 
第2講 「《蓮密》をめぐる諸考察」 11月17日(土)

午後4時~6時

【講義概要】
シリーズ密教(春秋社)の第4巻『日本密教』は、今日も学問的にはたいしたものなのか、すでにして過去の遺物となりはててしまったのか、寡聞にして知らない。同書には真言系の立川流と天台系の玄旨帰命壇についての言及はなく、「今後の詳細な検討が必要であろう。」とある。しかしその後、「詳細な検討」など全くなかったといっていい。私は、立川流と玄旨帰命壇、この二つの邪教にふれてみたい。
【講師略歴】上杉清文(うえすぎせいぶん)先生
1946年静岡県生まれ。富士市本國寺住職、劇作家、福神研究所所長。著書に『うぐいす仏法帖』太田出版、共編著に『シリーズ日蓮』第五巻「現代社会と日蓮」春秋社、他。2015年8月よりJKS47(日本祈祷団四十七士)を福島泰樹や秋山道男らと立ち上げて、超現実的・演劇的・宗教的なアングラ思想運動を創出する活動を継続中。 
第3講 「日蓮聖人の本仏論は仏教に非ざる基体説か」 12月15日(土)

午後4時~6時

【講義概要】

松本史朗氏の定義によれば、基体説(dhatu-vada)とは「発生論的一元論」とか「根源実在論」とか呼ばれる思想を指し、そのような基体説は仏教に非ず、と批判されている。天台大師の仏身論は、一身即三身、三身即一身であり、本仏・迹仏は俱体俱用にして、不思議一である。ところが日蓮聖人は、本迹勝劣思想に立脚して、本門の教主釈尊を根本仏とし、「本門の教主釈尊を本尊とすべし」(『報恩抄』)と指示している。このように、根本の一仏を立ててそれを尊崇し、そのほかのすべての仏を垂迹仏として斥ける日蓮聖人の論理は、はたして基体説と言うべきであろうか。天台大師の本迹不思議一の仏身論と対比しながら、日蓮聖人の本迹勝劣の本仏論について論じてみたい。

【講師略歴】花野充道(はなのじゅうどう) 先生
1950年京都府生まれ。早稲田大学大学院文学部東洋哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。法華仏教研究会主宰。『法華仏教研究』編集長。法華コモンズ仏教学林教学委員。
第4講 「法華経の誕生をめぐって―梵語写本が示すこと」 2019年1月19日(土)

午後4時~6時

【講義概要】法華経には、羅什訳妙法蓮華経のほか梵文法華経として残る複数の版があり、それらは細部において異なる伝承を伝えるものである。この講義ではその全体像を概観し、それらによって光を当てられる法華経成立の状況について考えてみたい。 【講師略歴】石田智宏(いしだちこう) 先生
1962年静岡県生まれ。京都大学文学部卒・同大学院修了。国際ロータリー財団奨学生としてウイーン大学大学院留学。現在、興隆学林専門学校准教授、関西大学文学部・同大学院非常勤講師、立正大学法華経文化研究所特別所員、立正大学日蓮教学研究所客員所員。第46回日本印度学仏教学会賞受賞。「法華経の梵語写本 発見・研究史概観」「法華経における三乗と大乗」ほか論文多数。
第5講 「創価学会と公明党の歴史と課題」 2月16日(土)

午後4時~6時

【講義概要】創価学会が日蓮仏法を基礎として積極的な政治参加を進め、公明党が自民党政権の重要な連立パートナーとなって20年近い歳月が流れた。途中、民主党政権時代は下野したが、2012年末の安倍第二次内閣の連立に再び加わって以降、政権参画に関する困難な課題がより鮮明になってきたように思われる。最近の研究成果を参考に創価学会・公明党の歴史を改めて振り返り、両者の、また宗教団体による政治参加一般の今日的課題を考えていきたい。 【講師略歴】中野毅(なかのつよし)先生
1947年茨城県生まれ。東京大学文学部卒業、筑波大学大学院修了。博士(文学)。創価大学文学部にて宗教学・宗教社会学を教え、2018年3月に定年退職。現在、創価 大学名誉教授、日本宗教学会理事、(公財)国際宗教研究所顧問。
第6講 「日陣の教義をめぐって」 3月16日(土)

午後4時~6時

【講義概要】
本講座第6講に登壇される鈴木正厳先生は、これまで、法華宗(陣門流)先哲著作群の翻刻公開に先導的役割を果たされ、戦後の陣門教学史研究を切り拓かれた功績甚大な学僧である。先生の学問人としての歩みは60年余に及び、今現在も寸暇を惜しんで先哲遺著への沈潜に専心しておられる。今回の講義では、円光坊日陣(1339~1419)教学の講説を中心としながら、今後の研究課題、また、先生の学僧としての歩みについても語って頂く予定である。日陣の教学は、門流の枠を超え、日蓮教学史全体を大観した場合においても、様々な意味において重要な鍵を握る所論であり、本講義の聴講が大変貴重なものとなることは間違いない(布施義高記)。
【講師略歴】鈴木正厳(すずきしょうごん) 先生
1935年新潟県生まれ。立正大学仏教学部宗学科卒業。法華宗(陣門流)学林研究科卒業。現在、法華宗(陣門流)学林名誉教授、同宗学研究所顧問、立正大学日蓮教学研究所客員所員、法華宗(陣門流)・東京白金立行寺住職。

平成30年度(前期)講座一覧

開講予定の講座 受講受付中です。

半日集中講義「日隆教学の成立と特色」 大平宏龍

講座 詳細

「日隆教学の成立と特色」

講 師: 大平 宏龍 先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 平成30年6月16日(土) 午後1時30分~午後6時

受講料: 4,000円

此の度、「慶林日隆聖人(一三八五―一四六四)〔以下、隆師〕の教学の本質」についての講義依頼を受けた。特に顕本論、教判論、法体論、宗祖観などが御希望である。御期待に応えられるかどうか、心もとないが、私の知る範囲でお話したい。
ところで、日蓮門下の各師は、当然、それぞれの主張の根拠を最終的には宗祖日蓮聖人の遺文に求めている。それ故、各師がどのような遺文をどのように解釈しているかが重要である。隆師は特にその教学研究の方法を強く認識し、遺文については開本両抄、特に本尊抄を「総の肝要」としている。この事実をふまえる時、私は隆師が本尊抄を如何に解釈したか、それを理解することが隆師教学の本質に迫り得る近道であると考える。その教学の特色とされる個々の法門、例せば本門八品正意なども、本尊抄解釈から考えると容易に理解されることとなるのではないか。講義の前半は「隆師の本尊抄理解について」、後半は「隆師教学の諸相」の題で講義を進めたい。

《講師略歴》

大平宏龍(おおひら こうりょう)1943年、香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、興隆学林専門学校校長、法華宗教学研究所所長、法華宗(本門流)國祐寺住職。

《進行》

◯前半 午後130分~330分 ―「隆師の本尊抄理解について」 (休憩 30分間)  

 ◯後半 午後4時   ~6時     ―「隆師教学の諸相」          

 ※講義終了後、講師を囲んでの懇親会も予定しております。(会費あり)

講座「『法華経』の仏教思想を読む」 松本史朗

講座 詳細

「『法華経』の仏教思想を読む」

講 師: 松本 史朗 先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂3階会議室

開催日: 平成30年度 前期6回 ※毎月第2土曜日(原則) 午後2時~4時

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

『法華経』は、仏教の多くの経典の中で最も重要なもののひとつです。その『法華経』の仏教思想を、「方便品」「譬喩品」「如来寿量品」等を読解することを通じて、明らかにしたいと思います。そのためには、文献的にも、思想的にも、必ずしも伝統的理解によらない批判的な視点というものが必要になるでしょう。この講座では、そのような立場から「一乗」とは何か、「大乗」や「菩薩」とは何か、また「久遠実成の仏」とはどのような仏であるのか等の問題を、考えてみたいと思います。

《講師略歴》

松本史朗(まつもとしろう):1950年東京都生まれ。
1973年駒澤大学仏教学部卒業。
1981年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。
1995年博士(仏教学)〔駒澤大学〕。現在駒澤大学仏教学部教授。専門は、仏教学、インド仏教思想史。著書に『縁起と空』『法華経思想論』『道元思想論』『仏教思想論上下』『チベット仏教哲学』(大蔵出版)ほか。

「初期仏教研究―仏滅年代論・経典の成立―」予定表

(平成30年度 前期6回)
第1回 『法華経の段階的成立と「方便品」の意義 4月14日
第2回 「方便品」の読解 「一乗」と「仏乗」の意味 5月12日
第3回 「譬喩品」の読解 「大乗」と「菩薩」の意味 6月9日
第4回 「譬喩品」の読解 「火宅譬喩」の解釈 7月7日
第5回 「従地涌出品」から「如来寿量品」へ 8月11日
第6回 「如来寿量品」の読解 「久遠実成の仏」の意味 9月15日

講座「歴史から考える日本仏教ー鎌倉時代を射程に入れてー」 菊地大樹

講座 詳細

「歴史から考える日本仏教ー鎌倉時代を射程に入れてー」

講 師: 菊地 大樹 先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂3階会議室

開催日: 平成30年度 前期6回 ※毎月第3火曜日(原則) 午後6時30分~8時30分

受講料: 1期分12,000円(半年間6回)※1回のみ聴講:3,000円

《講師よりのコメント》

『吾妻鏡』は、鎌倉時代研究の基本史料として重視されてきました。鎌倉幕府の公的な歴史書でありながら、政治史に収まらない豊富な内容に満ちており、都市史や宗教史、文化史等を理解するうえでも不可欠です。今回は、特に鎌倉における『法華経』信仰や天台宗・浄土宗・禅
宗の活動、日蓮をめぐる歴史的状況に関する記事を取り上げつつ、鎌倉時代という固有の歴史状況の中でそれらがどのように展開していったのか検討していきたいと思います。
『吾妻鏡』は最近現代語訳も完成し、漢文訓読に不慣れな一般の方にも広く親しまれるようになりました。講義の中では、史料の丁寧な読解を通して、以上の問題を考えてゆきましょう。

《講師略歴》

1968年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所准教授。専門は日本中世史、仏教史。著書に、『鎌倉仏教への道』(講談社、2011年)、『中世仏教の原形と展開』(吉川弘文館、2007年)など。論文に、「里山と中世寺院」(久保智康編『日本の古代山寺』高志書院、2016年)、「日本中世における宗教的救済言説の生成と流布」(『歴史学研究』932、2015年)など。

(平成30年度 前期6回)
第1回 山の宗教の原像 4月17日
第2回 古代仏教と山林修行 5月15日
第3回 中世成立期における山林修行の変質-日蓮の時代へ- 6月19日
第4回 中世王権と山林修行 7月17日
第5回 中世における山林修行の諸相 8月21日
第6回 里山寺院の定着と近世近代の社会 9月18日

講座「『法華経』『法華文句』講義」 菅野博史(平成30年度の通年講座)

講座 詳細

「『法華経』『法華文句』講義」

講 師: 菅野 博史 先生

会 場: 新宿 常円寺 祖師堂地階ホール

開催日: 平成30年度2期12回 ※主に第4月曜日(4月、6月、8月、12月は別) 午後6時30分~8時30分

受講料: 2期分24,000円(1年間12回)※1回のみ聴講:3,000円

前期のみもしくは後期のみ1期12,000円での受講も可

《講師よりのコメント》

二年間にわたる『法華玄義』の講義を終えました。新年度は、『法華経』『法華文句』の講義をします。『法華文句』は『法華経』の随文釈義の注釈書ですので、「注釈書読みの経典知らず」にならないためには、『法華文句』を読むときには、常に『法華経』の本文を読まなければなりません。現在、『法華文句』の本文を地道に読む機会はほとんどないと思われますので、この講義では、煩を厭わず、『法華文句』の本文をすべて読んでいく予定です。もちろん同時に『法華経』も読んでいきます。受講生の希望がある限り、地道に続けて行きたいと思っています。なお、福神研究所主催の『摩訶止観』の講義はすでに三年半が終わり、ようやく正修止観章に入るところです。この講義と同日、同所で開催しています(時間は15時~17時半)。

★教科書『法華文句』Ⅰ~Ⅳ(第三文明社、各冊2,484円)→割引価格各冊2,000円

★『法華経』はプリントを配布します。

《講師略歴》

1952年福島県生まれ。1976年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学。1994年文学博士(東京大学)。現在創価大学文学部教授。専門は、仏教学、中国仏教思想史。著書に『一念三千とは何か―』『摩訶止観』(正修止観章)現代語訳―』(第三文明社)、『法華経入門』(岩波書店)、『中国法華思想の研究』(春秋社)、『法華思想史から学ぶ仏教』『法華経―永遠の菩薩道―』(大蔵出版)、他。訳書に『法華文句・ⅠⅡⅢⅣ』『法華玄義・上中下』(第三文明社)ほか。

『法華玄義』予定表

(平成30年度 2期12回)
第1回 平成30年4月23日
第2回 5月28日
第3回 6月18日
第4回 7月30日
第5回 8月20日
第6回 9月24日
第7回 10月29日
第8回 11月26日
第9回 12月17日
第10回 平成31年1月28日
第11回 2月25日
第12回 3月25日