「インドの『法華経』(ホントの『法華経』)を求めて」第2回講座報告

「インドの『法華経』(ホントの『法華経』)を求めて」第2回講座報告
2017年5月6日 commons
第二回目の苅谷先生の講義が5月6日に行なわれました。前回に引き続き、法華経について講義して頂きました。法華経について、「従来の基本的な説」と「オリジナルの『法華経』」(苅谷説)の違いについて御教授して頂きました。苅谷先生は、法華経の如来神力品から後の経典は後文と位置づけ、後に付加された異質の思想であると説示されました。
次に、序品の精読についてご教授して頂きました。ここでは、十界について具体的に学ぶことができました。また真の仏教や、信仰の認識について改めて考える事ができました。
最後に方便品について御講義して頂きました。三乗について詳しく御教授して頂きました。2時間の充実した時間をありがとうございました。
次回は、6月3日(土)17時から『法華経』後半部〈仏滅後〉の解明について講義が行われる予定です。当日のみの受講(1回3,000円)も随時受け付けておりますので、本HP内の「受講のお申込み」からお申込みください。(鈴木 佑正)